【◯◯にはなりたくない。このエネルギーは最強である】
1度きりの与えられた人生。あなたは凡人のまま過ごしたいと思っているだろうか?
そう思う人はごく少数だろう。ほとんどの人間は、何かで成功したいと願っているはずだ。仮に今その自覚がなかったとしても、表に出てきていないだけで心の奥底には必ずある。
●凡人のまま一生を終える方法
■凡人のまま一生を終わらせる方法はこれだ
・9割の人と同じことを繰り返す
・人と同じであることに安心感を覚える
・成功者を天才と称えて、自分はそのチャレンジを諦める
・◯◯だから出来ないと、できない理由を並べるのが上手い
・できない理由をやる理由に変換しない
なぜこのような項目のものを書くのか、と思う人もいるかもしれない。これは成功したいと願う人が本来やってはいけないことを書いている。つまり逆のことをやれば、誰でも、とは言わないがかなりの人間が成功することが可能だろう。
残念ながら、憧れの人を天才と褒めていると、一生凡人で終わってしまう。凡人では終わりたくないという方はそのまま読み進めてみてほしい。
●向かうエネルギーよりも逃げるエネルギー
人は◯◯をしたい!という「向かうエネルギー」より、◯◯をしたくない!という「逃げるエネルギー」の方が強いことが分かっている。
「1番になりたい」より「ビリは嫌だ」
「フリーランスがいい」より「会社員はいやだ」
「成功したい」よりも「後悔したくない」
これは思考の問題だが、どれも後者の方が力を発揮しやすいと言える。
逃げるエネルギーは恥でもなんでもない。それは立派なエネルギーとして使えるものである。つまり、上記で書いた、「凡人のままではいやだ」というエネルギーは強力な力を持っている。◯◯は嫌だ、と思い続けることも大事なことだ。
人間とは皮肉なもので、ある程度不安を煽られた方が動く生き物である。因みに、少し先の未来を見せて行動してもらうというやり方もあるが、実は「逃げるエネルギー」の方が強いのだ。
例えば、津波がいつか来るかもしれない。そういう時に、「もうすぐ津波が来るので高いところに避難して下さい」と言えば多くの人は動くだろう。ただ、全員ではない。では、どうすればいいか。ここで「逃げるエネルギー」を活用するのだ。「津波が来ると、家の中、車の中は安全ではありません。今そのまま家にいる方は逃げないと大変なことになりますよ」という具合だ。無駄に不安を煽ることはいけないが、その人の背中を押すような「逃げるエネルギー」は非常に効果が高い。
●結論
せっかく与えられた1度きりの人生、凡人のままでいいなんて思わないでほしい。あなたには力がある。なんでも出来る。出来ないことなどないのだ。
ただ、人生を生きる上で、何をやりたいかが見つかっていない人は、是非とも「何をしたくないか」という所に意識を向けて見てほしい。