【人は言葉で出来ている】
「ありがとう」
「ごめんなさい」
「今日も幸せ」
「今日も頑張った!」
「好き」
あなたはこの中でよく使う言葉はあるだろうか。もしこれらの言葉を使えるなら、あなたはどんな人間だろうか。
恐らく、とても幸福度が高い人間なのだろう。これらの言葉はとても簡単な言葉たちだ。そして、これらの簡単な言葉で人を幸せにする事も自分を幸せにすることも出来る。だが、簡単な言葉であるはずだが、これらを使うのを難しいと感じている人がいる。そういう人に、読んでもらいたい。
●ネガティブな言葉が与える影響
「疲れた」
「しんどい」
「だるい」
「今日も最悪だった」
「みんな嫌い…」
このような言葉が多く出る人はいるだろうか。自分の心の中に聞いてみてほしい。
※ちなみに、これらの言葉を書くのに僕はとても苦戦した。これらのネガティブ要素は、普段使わない言葉だから、身体がその文字を見るのすら嫌がっていたからである。
これらの言葉は僕は見るのも嫌なのだが、色んな人に伝えたいからこそ使って伝える。ネガティブ要素が強い言葉、つまりネガティブなものは心を蝕んでしまう。
●あなたは使う言葉を意識したことはあるか
例えば、人間が1つずつハートを100%(上限:無限%、下限:0%)ずつ平等に持っているとする。ハートが減れば減るほど、体力が落ちてやる気も無くなっていく。反対にハートの割合が増えれば増えるほど、活力に満ち足りて、自信があふれ、やる気がみなぎってくる。
ハートの割合が減る条件はネガティブな言葉を使うこと。
ハートの割合を増やす条件はポジティブな言葉を使うことである。
あなたがネガティブな言葉を使えば使うほど、あなたが持っているハートは1%ずつ減っていくと思ってほしい。「今日も最悪だった」といえばハートが1%減る。「だるい」を言えば更にハートが1%減る。こうしてあなたのハートの割合が90%、80%、30%、20%、10%、そして最終的に0%になっていく。ハートが減っている段階で、やる気も削がれていき、どんどん『負のループ』にハマりこんでしまうのだ。
●ポジティブな言葉はいくら使ってもよい
逆にポジティブな言葉を使うとこうなる。あなたが最初に持っているハートは100%で「今日もよく頑張った!」と言えば、ハートが1%増える。「ありがとう」と言えば1%増える。「好き」と言えば更に1%増えていく。ネガティブな言葉を100回使うと、ハートは0%になるが、ポジティブな言葉は100回使おうが、200回使おうがハートがなくなる事はない。寧ろ、ハートの割合がどんどん増えていき、やる気が溢れ、活力がみなぎり、生きることへの自信が湧いてくるのだ。そして、ハートの割合が増えれば増えるほど、それらの感情は増してくる。
これらを
「ポジティブスパイラル」と呼ぼう。
こんなにコストがかからずに、幸せになるための費用対効果の高いものは他にないだろう。ポジティブな言葉はいくら使ってもよいのである。
あなた自身の「ポジティブスパイラル」を作り上げることが出来れば、自分を幸せに出来る。自分を幸せに出来るという事は、他人にも幸せを分け与えられるようになる。
●人は言葉で出来ている
ハートを例えて話してみたが、ネガティブな言葉を使う人は「負のループ」にハマりこんでしまう。ポジティブな言葉を使う人は「ポジティブスパイラル」の軌道に乗ってくる。どちらにせよ、それが人間性として表にモロに出る。
あなたが在りたい人間像はどちらか。
因みに、ポジティブスパイラルの軌道に乗ると、男女関係なく【人にモテる】のである。ポジティブな言葉を使うことによる影響力は数字では計り知れないと思っている。
●結論
人は使う言葉で出来ている。使う言葉で変わるのはまずは内面だ。その内面が輝きだすと、表情やしぐさや態度として表面に出てくる。この「ポジティブスパイラル」を作ってしまえば、言うまでもなくあなたは唯一無二のかけがえのない存在になることだろう。