【幸せな人は生産性が上がる】

 

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今日は幸せな気分だったから仕事が捗ったよ

楽しく仕事してたらすぐ終わったよ

 

あなたはこんなことを聞いたことはないだろうか。もしくは、あなた自身がこのような経験をしたことはあるだろうか。幸せだったり、楽しかったりしたから、仕事が捗り、すぐ終わったという内容である。

 

もし、これが本当だとしたら幸せな人ほど生産性が上がるという結果になる

 

【目次】

  1. 本当に幸せな人は生産性が上がるのか
  2. 一緒に仕事をする人を、常に幸せな気分にしてあげよう

 

 

●本当に幸せな人は生産性が上がるのか

 

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まずはこれを読んでみてほしい。

 

イギリスにあるウォーリック大学のアンドリュー・オズワルドは、「幸せな気分のときに、本当に生産性は高まるのか」を確認するための実験を、何度も繰り返した。参加者はのべ700名を超える。

楽しい気分にさせるために、オズワルドは第一実験と第二実験では、「コメディアンのビデオ」を使った。コメディアンのビデオを10分間見せてから、2桁の数字を5つ足し算する(31+51+14+44+87=?)という単純な計算方法をさせてみた。

この実験では、出来るだけ早く、出来るだけたくさん解くことが求められていた。正解すると1問につき、0.25ユーロが支払われることになっていたので、参加者は真剣に取り組んでくれていた。これで生産性を測定してみたわけだ。

その結果、コメディアンのビデオで大笑いした後には、たしかに生産性は上がっていた。「楽しい気分を与えてやれば、生産性は上がる」というのは、本当だったのだ。  

 

こちらを読んでいただくと分かるように、たしかに幸せな気分や楽しい気分で何かに取り組ませると生産性が上がるというデータが実際に出ているのだ。

 

●一緒に仕事をする人を、常に幸せな気分にしてあげよう

 

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もし、あなたが経営者であるのであれば、従業員を幸せや楽しい気分にすることを努めてみてはいかがだろうか。

 

もっとやれ!」「真剣にやれ!と言うような言葉を浴びせて仕事をさせたとしても、決して生産性は上がらない。会社の生産性を上げて、売り上げを伸ばし、業績を上げたいのであれば、一緒に働く仲間を幸せにすることが先決である。

 

先程の実験でもやっていたように、コメディアンの面白いビデオを見せるのも一つの手だろう。それ以外には、働く仲間を褒めてあげるのもいい

 

そうやって幸せにすることにより、人間の脳では「オキシトシン」という別名:幸せホルモンが分泌される。その「オキシトシン」は様々な効果を発揮するが、その中でも効果的なものに「学習意欲と記憶力向上」というものがある。もとを辿れば、人間は幸せになると「オキシトシン(幸せホルモン)」を分泌し、学習意欲と記憶力を向上させることにより、生産性が上がるというわけだ

 

●結論

 

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もしあなた自身が、もっと生産性を上げたいと思っているのならセルフコントロールをすればよい。自分が幸せになれる理由を見つけ、それをやる。自分が幸せになるものは「アロマを炊く」「人に触れる」「コメディアンのビデオを見る」のように何でもいい。要はあなたの幸せホルモンを出すことが出来れば、仕事は上手くいくのだ