【視野を広げることが大事な理由】

 

ハワイに住みたい

 

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こう思ったことはないだろうか。南国で豊かな生活をして、のんびり過ごす。こう思い描く人はけっして少なくないだろう。

 

だが、実をいうとこれは、ハワイという場所のいいところのみを切り取って見たものである。

 

どういうことか。もう少し詳しく説明していこう。

 

●人はギャップによって幸福度が上がったと錯覚する

 

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それでは他のもので想像してほしい。あなたは今極寒の地に住んでいる。毎日マイナス30度の風に吹かれて、手が焼けるように痛い。指先は動かないほど凍っている。家の屋根の雪かきは日常茶飯事。仕事に行くにも、アイスバーンを抜けないといけない。職場につけば、嫌な上司と顔を合わせて毎日口論をする。そして家に帰って、温かいスープを飲んで、寝る前にゆっくり読書をして、眠りにつく。

 

これを想像してもらったところで、つぎはこちらを想像してほしい。ハワイで太陽がサンサンと降り注ぐなか、舌に絡みつくような甘さのココナッツジュースを飲みながらビーチで涼しい風に吹かれながら休んでいる

 

あなたは今どう思っただろうか?少し考えてほしい。もしくは、極寒の地からハワイに住めたら、どれだけ幸福かをゆっくり考えてみてほしい

 

ここでのあなたの幸福度を0(まったく幸せと感じない)〜10(これ以上ない幸せ)で表したらどうなるだろうか。きっとほとんどの人が6〜8の幸せを感じるのではないだろうか

 

 

●人生の幸福度はひとつのものじゃ決められない

 

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そこでもう一度想像してほしい。あなたは今、ハワイに住んでいる。そこでも職場に行って嫌な上司と口論をしたりする。見知らぬ人に財布も取られてしまう。大切にしていた車に傷をつけてしまう。

 

どこに住んでいようが、このような事故には巻き込まれる可能性がある

 

そして、極寒の地に住んでいようが、温かいスープを飲めば幸せを噛みしめることも出来るし、焚き火をして温まるのもかなり幸せだろう。

 

これらを踏まえてみたらどうだろうか。ハワイに住もうが、極寒の地に住もうが、その場所なりの幸せは無限にあるし、反対に、嫌なことも無限にあるということがお分かり頂けただろうか。

 

●結論

 

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人生の幸せは、たったひとつのもので決まるものではない。視野を広げて、多角的にものごとを見ること。これが出来れば、あなたの人生はさらに幸福な方向に向かうだろう。

ぜひこの考え方を、あなたの頭の思考箱に入れて、いつでも取り出せるようにしてくれたら幸いだ。