【諸葛亮◯明のような人間】
あなたは三国志を知っているだろうか?
知らない方のためにざっくりいうと、西暦180年ごろからの中国の戦国時代の話である。
そこで登場する諸葛亮◯明いう人間をお分かりだろうか。かなり有名なので、知ってる方も多いかもしれない。諸葛亮◯明とは、戦に剣やヤリを持って戦いに行くというよりも、どちらかと言えば本陣で敵に勝つために戦略を練っている、いわばキレ者だ。
彼は、兵法(戦うときに使う戦略)を使って、見えない敵の位置を把握し、そして罠にかけて戦に勝つことが多い。
そして僕は三国志を見ていくうちに、ひとつの疑問を感じるようになった。
●もし現代に諸葛亮◯明がいたとしたら、何に手をだし、どんな成果を上げるのだろうか。
1番気になるのが、やはり、現代に彼がいたと仮定した場合ではないだろうか。
彼は、見えない敵の心理を把握して、敵の嫌がることをしたうえで勝つ(戦をするうえで敵の嫌なところを突くのは至極まっとうの話である)。
嫌なところをつけると言うことは、言い換えれば、人のニーズを察知し、人に幸せを届けられるということ。つまり、仮にどんな時代に生きていようが、彼は活躍すること間違いなしなのである。
それを踏まえたうえで、彼が現代に生きていたら、何をして、人を幸せに導いていくか。
人の心理を読めるというのは、何をするにも役立つものである。もちろん、彼の心理掌握術は、そんじゃそこらの人間とは比べものにはならないだろう。
ここでは、彼がビジネスをするという前提で話をさせてほしい。そして、ビジネスをする上で対人関係は切っても切りはなせないものだ。
例えば、彼が、とある商品開発会社の経営をしてるとしよう。そうすると、まず先を見越した商品の開発をするだろう。(断っておくが、僕は商品開発をしたことがないから想像でお話しすることを許してほしい)
今、売れてるものを作るのではなく、世界の動きや情勢を見て、今後これが来ると確信したものを作るだろう。そして、たちまち彼がマーケティングを担当することになれば、人の心理をくすぐり、購入意欲を沸かすことなど簡単に出来るはずだ。
古代の兵法を使えば、現代のビジネスにも通用するのだ。
●あなたは「バタフライ効果」というものを知っているだろうか
バタフライ効果とは、「近くで蝶が飛べば、遠くの砂漠で砂嵐が起こる」と言われるものである。これを初めて聞いた人は、疑問を持つことだろう。
簡単にいうと、近くで蝶が飛ぶことによって起こる事象が、回りまわって砂漠で砂嵐を起こしてしまうのだ。信じがたい話だが、全てのものごとは「点と点」が繋がってできる「線」なのだ。
なぜバタフライ効果の話をしたか。それは諸葛亮◯明はおそらく、蝶が飛んだときに、遠くの砂漠で砂嵐が起こることを、予想できると思ったからである。
それくらい彼は先を読むちからに長けているのだ。
僕なりではあるが、彼のすごさを分かっていただけただろうか。
●結論
おそらく彼が、現代に生きる人間であれば、大成してるのは間違いないだろう。彼のようになれとは言わないが、先を見越すちからは後からいくらでも付けられると言うことだ。1つの事象から、常に先を想像してみることでだいぶ鍛えられる。これが出来るようになれば、あなたが持ってる夢に近づくと言うことは言うまでもない。